この分野は試験的にも重要論点であるし、企業で実務をしていてもたしかに重要だと思う。ただ理論に百花繚乱の感があり、実務でも何が大事かよくわからないというのもマネージャーの本音ではないだろうか。それほどわけのわからないことを言う部下が多い。 実…
1.静的組織論 (1)通常のライン課のメリットは各部門での習熟度が早まり成果をあげやすくなること。営業は営業、経理は経理の方が仕事をさばくのに適している。デメリットはセクショナリズムの発生と経営層の負担増、次世代のトップマネジメントの育成が難し…
ここはあまりにも常識的な分野なので初歩的な問題は出ないだろう。出題されるならば組織に構成原理に関する諸理論となるが、各理論と対策が煩雑とした分野であり整理がややこしい。 バーナード、ファヨール、ガルブレイズあたりは抑えておきたい。いずれもキ…
ここもけっこう出題が難しい。というかマニアックだ。 国際経営のリスクはカントリーリスクと異文化インターフェイスである。双方の文化を理解した管理者が重要とあるので、例えばネイティヴの方をマネージャーに登用するなどが良好事例とされる。 CSRはいま…
過去問が難しい。そして自分は事務屋なのでちょっと感覚的に回答しにくい分野である。用語の暗記と理解どちらも行う必要がある。 まずMOT(Manegment of Technology)は文字通り「技術の経営」らしい。中小企業診断士のテキストでは「技術経営」としているが…
コトラーのマーケティング論中心の単元。 リーダー、チャレンジャー、フォロワー、ニッチャーの四象限で理解する。 リーダーはフルカバレッジ戦略取り周辺市場の拡大と同質化戦略を取る。また価格競争はしない。 チャレンジャーはリーダーとの差別化を行う。…
コア・コンピタンスはけっこうビジネス用語化されているのでこの単元は常識で回答できる。保険の窓口のCMでもやってるくらいだし。 競争資源を外部に求めるのではなく内的な経営資源に着目する考えた方をリソースベースドビュー(RBV)というらしい。リソース…
この分野の設問は答えを見ても「本当か?」と思うものがあるが、出題者の意図はおそらくマイケルポーターの「競争の戦略」を理解しているかを問うているのだろう。なので自分としては不思議に思ってもポーターがそう言っていれば正解なのである。なんて言っ…
プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM, product portfolio matrix)である。別名でBoston Boxなどという呼び名もあるらしい。恰好良い。 ポイントは「相対的市場占有率」と「市場成長率」の2軸から各製品・事業の市場ポジションを評価することで、…
ニュースなどでもよく聞く分野なので一般常識でだいたい回答できそう。アライアンス、戦略的提携はゆるい連携、M&Aは組織統合を伴う強固な合併。 効果は規模の経済性と範囲の経済性の発揮。規模の経済性とは企業が生産規模を拡大していけば生産物の単位あた…
この単元はアンゾフのマトリックスと範囲の経済性、あとは企業側が多角化に向かう内的要因と外的要因の動機付けくらいか。 多角化とか選択と集中が大事とか言うけれど、企業の中にいると仕事のない余剰社員はけっこういる。大企業だと2割〜3割くらいは働いて…
企業ドメインと事業ドメインの区別が大切。 エーベルの三次元事業定義モデルは「顧客層」「顧客機能」「技術」の3つの軸によりドメインを設定するという考え方であり、ドメイン定義の代表的な方法。 エーベルのところは三次元事業定義とかもったいつけている…